このところ快晴で陽気が続いています、2013/3/5(火曜日)が今年の啓蟄(けいちつ)となっており、大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。
各地で水仙が開花し、柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くお便りが届いています。丹波でも木々の新芽が膨らんできています。
先日、快晴のもと田んぼをトラクターで耕しました所、からすが舞い降り、なにやら掘り返してしきりについばんでいます、土の中にいる虫が出てくるのを待たずに耕した土の中から好物の虫をついばんでいるのでした。
しばらくするとお隣の田んぼへ移動して行きました。時期により鳥の種類が変わりますが田んぼでは、急に眠りを覚まされた虫たちが鳥たちの餌となり、人間は耕して食料を生産しています、自然の循環を感じるのどかな丹波の田んぼからのお便りです。